アラサー異常独身男性のひとりごと

お前、マジになれんのか?

第19段 余情残心

 最近、「丁寧な仕事をしよう」と自然に思えるようになった。

 

 丁寧な仕事とは、別に労力を費やす必要はないのであるが、たとえば、回覧書類を碌に読みもせずに、ハンコだけ押して回すのではなく、一通り丁寧に読む、であるとか、そういうことだ。

 ミスも防げるし、また、イライラしている時こそ、このことを意識することでメンタルをフラットに近づけることができる。

 余情残心ということばがある。茶道の用語ではあるが、仕事に通じるものがある。常に、己の業にたいして心を配り、省みることを忘れない。このことは非常にむずかしいことだが、常に心掛けたいものだ。