アラサー異常独身男性のひとりごと

お前、マジになれんのか?

第23段 新潟県沖に浮かぶ謎の島「粟島」に行ってみたらヤバかった

 日本巡検シリーズ、第3回。今回は新潟県の沖合に浮かぶ島、粟島に行ってきました。

 「新潟の島といえば佐渡じゃないの?」

 なんて声も聞こえてきそうですが、実はもう一つ、新潟には離島があるんです。

 それがこれ。

 この島一つで「粟島浦村」という一つの自治体を構成していると知り、是非訪れてみたくなりました。

 早速金曜日有休を取って向かったのは伊丹空港

 平日にもかかわらず、GW延長勢で結構混んでいます。

 今回は新潟空港へ飛び、そこから特急「いなほ」号で鶴岡へ向かうことに。

見慣れた光景に思わず横転

北アルプス雄大な姿

 新潟空港からは、リムジンバスで新潟駅へ。妙に若い女性が多いので調べると、なにやら韓流アイドルのライブがある模様。

 新潟駅について、小腹がすいたので駅前にあるトンカツ屋「とんかつ政ちゃん」へ。

安くてうまい

 さらに、駅ナカにある「ぽん酒館」に寄り道。ほどよく酔っ払ったところで、特急に乗車します。

定刻通り新潟駅を発車

日本海すれすれを走る これが羽越線の醍醐味 奥には粟島も見える

 2時間ほどの乗車で、無事鶴岡駅に到着。天気は快晴。

駅前の風景

 ホテルで荷物を置き、晩御飯を食べに駅前からバスに乗車。「風林火山」というラーメン屋に行くことにしました。二郎系のラーメン屋です。

背脂がうまい

 ホテルにもどって、さっさと就寝。

 2日目は7時起床。さっと朝食を済ませて、レンタカーを借りに行きます。

 鶴岡から、日本海沿岸を南下して新潟県へ。

 

道の駅ゆ~む 関川村中心部にあり、にぎわっていました。

 現在はバス代行輸送が行われている米坂線沿いを走り、小国町を目指します。

 まだ中学生くらいのころ、JR時刻表の表紙に雪の米坂線が掲載されており、それからずっとこの路線のことが心に残っていました。運行中止は残念ですが、いつか再開してほしいです。

山形県 小国町役場

人がいない小国駅。再び列車が来る日はくるのか?

 小国駅前をブラブラしたあとは、再び山を下り、新潟県へ。胎内市まで足を延ばしました。

胎内市役所

 そして、同行者と待ち合わせるために、岩船漁港へ。

 ここの市場を見たのですが、巨大な真鯛が驚異的な価格で売ってました。

2万5000円ではありません。2500円です。

 乗船券を買い、いよいよ謎の島「粟島」へ向けて出港です!

出港!天気は快晴!

島に接近

 幸い波も低く、穏やかな航海でした。1時間半ほどで粟島に到着。

フェリーは思っていたよりも大型のものでした

 旅館「たてしま」様にお邪魔しました。

 さっそく海の幸をふんだんに使った夕食を頂きます。

 

サザエや、カワハギのキモなど普段あまり食べることのない食材が並ぶ

奥からキジハタ、マダイ、カワハギ。

 これ、東京や大阪で食べたら一体いくらするんでしょうか・・・?と、いうか、ここまでの鮮度のものはどれほどお金を積んでも食べることができない気もします。特にカワハギなんかはレア食材でしょう。

 離島での夜は更けていきましたが、ちょうどこの日は太陽フレアが発生。一部の宿泊者は、オーロラを見に外へ出ていきました。肉眼では見ることができなかったようですが、どうやら一眼レフには映った模様。すごい!!

 

 夜があけ、朝食にも魚介がふんだんに使用されていました。

 

 朝8時15分のフェリーで島を離れます。

粟島、お世話になりました!

海上はこんな感じ

 さて、岩船港に戻り、車に乗り込んで、鶴岡に返却しに行きます。

 道中、本州側からも粟島を望むことができました。

 さらに北上すると、鼠ヶ関という集落があります。ここは新潟県山形県の境界の街。昔で言えば、出羽と越後の国境です。

なんでもない住宅同士の隙間だが、ここが県境

石碑もある

 境界マニアの私にとってはかなり垂涎のスポット。楽しませていただきました。

 さて、鶴岡に戻って、昼食は「赤湯ラーメン 龍上海」へ。辛みそラーメンで有名な店です。

辛いけど、、、うまい!

特急「いなほ」の車窓から望む月山

 特急で新潟駅まで戻ると、空港行きのリムジンバスに長蛇の列。そう、行きの空港でも遭遇した韓流ファンの集団でした。これのせいで、バスに乗れず、保安検査締め切り時刻ぎりぎりに。。。

伊丹まではプロペラ機

 なんとか飛行機に間に合い、無事大阪に戻ることができたのでした。