週末を利用して、日本を巡る旅シリーズ第1回。今回は、石川県小松市を拠点に、岐阜県高山市方面へ向かってみた。
缶ビールと、弁当を買って、車内でいい気分になり、うつらうつらすれば、もう小松に到着だ。
冬の北陸は、天気が悪い。この日も、雨が降り続いていた。結局滞在期間中、空から太陽が顔を出すことはついぞなかった。
土曜日、朝7時ごろ起床し、小松駅からバスで小松空港を目指す。空港でレンタカーを借りて、飛騨方面へ向かう作戦だ。
小松を出て、北陸道を南下し、福井北JCTで中部縦貫自動車道に入り、勝山方面へ向かった。
勝山から国道157号で大野市へ向かい、国道158号に入って九頭竜方面を目指す。大野平野から山間部に入ると、景色は急激に彩度を失い、白銀の世界になった。
油坂峠を越え、白鳥で東海北陸道に合流。道路脇にはどっさり雪が積もっているも、路面状況は良好。ただし、雲なのか霧なのか、非常に視界が悪いので細心の注意を払って運転。ところが尾張小牧ナンバーのミニバンなんかが推定120km/h以上出してぶっ飛ばしていくもんだから驚愕。そんなに死にてえのか?
郡上まで南下して市役所に寄ったあと、再び北上して高山市を目指す。途中、ひるがの高原SAで昼食をとった。
対面通行の高速をソロソロと走り、高山市へ。
高山からは、国道472号を北上して、飛騨市を目指す。途中、高山国府トンネルというトンネルを通ったのだが、このトンネルの中の気温が異様に高く、窓ガラスの外側がめちゃくちゃ曇った。何かヒーティング機構があるのか、それとも地山が発熱しているのか、わからなかったが、異様な感じだった。
再び、高山まで戻り、こんどは白川村を目指す。そう、あの白川郷で有名な場所である。
村営駐車場は駐車料金1000円で、観光バスでごった返していた。中国人や韓国人、東南アジア系の観光客でごった返している。鄙びた秘境を求めて白川郷へ来る人は、求めているものは確実に得られないはずだ。
辟易したので、早々に白川郷を離脱し、富山県経由で小松に帰還。
【まとめ】
秘境をもとめて、白川郷に行ってはいけない。台北桃園国際空港の入国審査列に並ぶのと同じ気分を味わいたいのであれば、行くべき。