アラサー異常独身男性のひとりごと

お前、マジになれんのか?

第16段 結婚は目的/手段/結果のどれなのか

 ある人が、「結婚は目的・手段・結果のどれなのか」などとということを言っていて、中々面白い問題提起だと思ったので、備忘録もかねて記してみる。

 

①結婚が目的の場合(きわめて希?)

 これは、結婚することそのものが目的というケースで、このようなカップルは殆どいないと思われる。結婚相手の財産・容姿などを目的に結婚するというのはありうるが、それはつまるところ、結婚を手段として、自分の目的を達成しようとするものであって、あくまで「結婚」そのもの、その行為を目的としたものではないからだ。

 純粋に「結婚」を「ゴールイン」だと信じている人ならば、このパターンにあてはまる場合もあるかもしれないが・・・

 

②結婚が手段の場合(大多数がこれ?)

 ひとは、少なくともどこかしら利己的な部分があるものである。純粋に利他的な人というのは存在しないのではないだろうか。その意味で、世の中の結婚する人たちの大多数が、このパターンにあてはまるのではないだろうかと考える。結婚を手段として、その目的は「生活の安定」であったり「社会的信頼」であったり、はたまた「子孫を残す」といった直接的なものもあるかもしれないが、ほとんどのひとたちは、自己に何らかの利益が生じるから結婚している(はず)である。

 

③結婚が結果の場合(理想論、もしくは不幸な場合)

 結果として結婚した、というのは、2パターンにわけられると思う。すなわち、❶お互いが好きで、結果結婚した ❷デキ婚 の2つだ。❶はドラマなどで描かれる理想で、❷はその対極にある。

 

 どれが正しいのか、そもそも正解というのはないのかもしれないが、異常独身男性が偉そうに語ってんじゃねえよ、というお叱りの言葉を受ける前に、筆を置いたほうが良いかもしれない。