週末を利用して日本を巡る旅行シリーズ第2弾。今回は盛岡から、奥羽山脈を越えて秋田県の大仙市を目指してみた。
金曜定時後、伊丹空港へ。掲示板を確認すると、10分遅延との文字が。
保安検査通過後、和食の定食屋で鯖の塩焼きを食べながら、時間を潰すことに。昔、「まだ身が残ってるぞ!」と親に怒られながら必死で骨を除けた思い出が蘇る。
予定通り(?)定刻より10分遅れで伊丹空港を離陸。仙台空港まで1時間半ほどのフライトだった。
ここからJRに乗り、仙台駅で乗り換えて盛岡駅へ。何気に初めて東北新幹線に乗車した。仙台駅で新幹線へ乗り換えるのに少し手間取り、ひやひやしながら新幹線ホームへ。終電であるやまびこ73号に乗る。
空いていることを期待したのだが、車内はビール片手におつまみを食べてるおっさんで一杯。外も暗く、ただ座ってるだけの1時間を過ごし、盛岡駅に到着。
到着したのは23時半。早々にホテルにチェックインし、酒を飲む暇もなく就寝。
2日目。7時に起床し、ホテルの外へ。と、一夜にして辺り一面が銀世界になっているではないか。
レンタカーを借り、秋田県との県境、国道46号の仙岩峠に向けて運転開始。しかし、路面の状況が非常に危険な状況が続く。
怖いので時速40キロくらいで走っていたのだが、途中で倍くらい出している軽バンに抜かれた。雪国民、恐るべし。
1時間半くらいこんな感じのデス・ロードを走った後、ようやく最初の目的地、角舘に到着。
武家屋敷的な街並みが有名らしいのだが、雪がドカドカ降るため早々に離脱。南下して美郷町へ向かう。
美郷町に向かう途中で雪がやみ、青空が現れた。冬の日本海側で青空を拝めるのは希少だ。
横手でちょうど正午になったので、昼食を食べることに。特に何も調べていなかったのだが、グーグルの口コミで評価が高かったラーメン屋「幸」に行ってみることに。
「納豆ラーメン」が名物とのことだが、ちょっとビビったので「チャーシューラーメン」を頼んだ。
これが絶品。チャーシューもパッと見普通のチャーシューだが、脂が程よく乗っており、かつ柔らかい。ダシの加減も絶品。下にリンクを貼っておくので、是非行ってみてください。
その後、秋田岩手県道1号線を再び岩手県に向かって走る。ここで気付いたことが一つ。秋田県内の道は、どこもきちんと除雪が行き届いているのだが・・・
岩手県に入った途端、路面の状況が極度に悪化。
岩手県、太平洋側だからか知らないが、慢心していないだろうか。除雪をちゃんと行え!
再びスリップの恐怖におびえながら、ようやく本日の最終目的地、ほっとゆだ駅に到着。
ここは日本で唯一、駅舎と温泉が併設されている。温泉の中には鉄道の信号が備え付けられており、電車の発車時刻が近づくと、信号の色が青から黄、赤に変わってお知らせしてくれるという面白い温泉だ。
泉質は若干緑がかかった色で、ほのかにピートの香りがする。おそらく泥炭の層を通ってきているのだろう。1時間ほど滞在し、温まらせてもらった。440円という値段設定も良心的。
再び車に乗り、高速道路に乗って、北上・花巻方面へ。当初予定していなかったが、案内板に「花巻空港」の文字列を発見。寄ってみることに。
しかし、機体が1機もおらず、ちょっとがっかり・・・
仕方なく、晩に食べる予定の盛岡冷麺のお土産を購入して空港を後にした。
<おまけ>
<総論>
・岩手県内の道路は、冬季除雪がされておらず、危険。行くなら秋田県に行くべし。