アラサー異常独身男性のひとりごと

お前、マジになれんのか?

第14段 電話について

 電話を終わって、受話器を置くときに、怒っているわけでもないのに受話器をたたきつけるように置く人は、いったいどういった育ち方をしているのだろう。是非とも親の顔を見たいものだ。

 また、いざ電話を転送する段になって、相手の名前や所属を失念したりするのも感心できない。そもそも、電話を取る段階で手元にメモがなくてどうするのか。

 昔は、家に固定電話があったから、電話に出る親の姿をみて、これらのことを学べたのだ。今は固定電話がない家も多いのだから、電話の教育を義務教育で行うべきである。

 メールをした1分後くらいに電話をかけてきて、「メールで送ったのですが、読まれましたか」などとまぬけなことを言う人もいる。メールで済む内容なら、メールだけで済ませればよいのに、電話をメールの通知代わりだと思っているのだろう。傍迷惑な話だ。

 会ったことがなくて、電話で初めて会話するのに、初めから敬語を使わず、やけに馴れ馴れしい人もいる。また、やたら威圧的な話し方をする人。自分の自信の表れなのか知らないが、その口調で相手の心象を悪くしていることに気づかないのだろうか。

 電話の所作一つとってみても、その人の本性や育ちが現れるものなのである。